石川為丸の植物実験室
沖縄でイチョウが育つだろうか?実験
(1) 2004年2月17日
木村和史さんからギンナンをいただいた。
俗説かもしれないが、雌雄の区別を以下に。
� 2面体のこれがオス
�� 3面体のこれがメス
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圧倒的に多数の「オス」の中から、ごく少数の「メス」が見つかることがある。
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亜熱帯の沖縄で、落葉樹のイチョウが育つのだろうか?
ちょっと実験をやってみたくなった。
もう一つ、うまく育ったら、イチョウの雌雄の区別の仕方が俗説か真説か、確認することも(^^)
……長生きするさぁ!
(2) 4月4日
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3面体になりきれないこの種を、木村和史さんは仮に「中性」とした。
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向かって左がメス、右がオス、真ん中が中性。中性は後から蒔いたので、成長が遅れている。
とりあえず、初期段階は成功。あとは、これから 夏の暑さをどう乗り切るかというところか。
(3) 10月19日
沖縄の暑い夏で、デージ疲労気味。真中の中性が特に元気ない。
若干涼しい秋で、新芽が出てくるだろうか。
黄葉は?
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(3) 2005年1月3日
向かって左から、メス・中性・オス。
結局、イチョウは、沖縄では黄葉しないと言っていいだろう。枯れてはいないので、春先に新芽が出るのを期待。
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(3) 2005年4月21日
春になってもなかなか芽吹かなかったので、一度ひっくり返して、鉢内に回っていた根を切ってみた。刺激が効いたのか、発芽開始。沖縄でも、落葉樹のイチョウが育つのだ!
(4) 2005年10月19日
暑い沖縄の夏を過ごしたイチョウ。
これから黄葉するだろうか。
左のオスは順調。右のメスは根元から出てきた幹があり、双幹になっている。
中性の株は、春先に突然、没。〜☆